『旅立ち』ルーシ号 / Русь




※このシリーズは、2008年の旅行記になります。渡航情報や現地の様子などは2008年当時のもので、現在では状況が大きく異なっている可能性があります。また、記憶が曖昧な部分もあり、間違った情報が記載されている事も考えられます。何かの参考にされる方は注意してください。
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ルーシ号。この船に乗って、一体何人のライダーが海を渡ったのだろう。




富山県伏木港、目の前ではもう誰も乗らなくなった車やバイクが船に積み込まれている。




満載、と言っていいだろう。プールの中にも3台、甲板上にも隙間なく車が積載されている。ロシア人が買い付けた、大量の日本の中古車たち。




この中にXL1200が混じる。
左端から二つ目が私の愛車。藤本さんのXR250とニシさんのカブが左右に並ぶ。ふたりとはさっき出会ったばかりだが、ライダー同士、心強い。

目的地はロシア、ウラジオストク。このヘビー級の貨客船ルーシ号にバイクを乗せ、海を渡る。



 出航の時間になった。船が動き出し、ゆっくりと向きを変えていく。




陸地が、日本が、だんだんと遠のいていく。



ほんのひとときの間、頭が真っ白になっていた。ふと気がつくと、海しか見えないところまで来ている。
「ここはもう日本じゃない」と思いながら、いつまでも目に見えない日本を見つめていた。



次は>『ライダーとバックパッカーとミュージシャン』 ルーシ号 その2 / Русь (2)



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